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「iPhone」市場シェア、第2四半期は欧州や日本などで増加--米国では低下

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年08月06日 11時38分
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 「iPhone」の市場シェアは第2四半期、米国では低下したが、欧州、中国、日本、オーストラリアで増加したという。調査会社Kantar Worldpanel ComTechが米国時間8月5日、調査結果を明らかにした

 iPhoneの市場シェアは2015年第2四半期、欧州5大市場(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)において前年比2.1%増加した。最も増加が大きかったのは英国で5.5%、最も増加が小さかったのはイタリアで0.1%だった。欧州以外の地域におけるiPhoneの市場シェアは、オーストラリアで9.1%増、中国で7.3%増、日本で2.7%増だった。

 一方、iPhoneのシェアは6月30日までの第2四半期に米国では2.3%低下し、前年同期の32.8%から30.5%となった。

 iPhoneの市場シェアが欧州で増加し、米国で低下した理由は何か?理由の1つに、米国における「Android」との競争がある。GoogleのモバイルOSであるAndroidは依然として、世界中で支配的な立場にあるが、欧州5大市場では市場シェアが2.5%低下している。スマートフォン市場におけるAndroidのシェアは、ドイツで6.2%減、英国で6.1%減、イタリアで3.9%減となっている。「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」は登場から10カ月以上が経過しており、次世代iPhoneモデルが9月には登場するものと予想されるが、現行モデルに対する需要は、欧州をはじめとした地域では依然として強い。一方でAndroid勢は、米国でより強力な競争を仕掛けた。

 Kantar Worldpanel ComTechで調査部門を率いるCarolina Milanesi氏は、「AppleのiOSは、欧州の『5大』市場すべてで再び成長しており、フランスでは前年比での増加を2015年2月以来初めて記録している」とプレスリリースで述べた。「米国では、われわれが7月に予測した通り、Androidが6月30日までの四半期も成長し続けており、サムスンとLGが続けてシェアを伸ばしている。Android購入者の43%が新しい端末の主な購入動機について『端末の買い得感』を挙げている」(Milanesi氏)

 Milanesi氏は、iPhoneが米国でのシェアを減らした理由を他にも挙げている。米国におけるiPhoneの初期需要が非常に強かったため、販売がこの時点になって横ばい状態になり始めることが予想されること。サムスンの「Galaxy S6」が欧州よりも米国で善戦したこと。そして、米国におけるミッドレンジデバイスでの新しいデータプランの影響により、LGなどのベンダーが市場シェアを伸ばしたことなどがある。

 Kantar Worldpanel ComTechは、英国、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、米国、中国、日本、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、メキシコの12カ国における消費者パネルから調査の結果を得ている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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