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Pinterest、多様化に向けたイニシアチブを開始--成果内容も公表へ

Terry Collins (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年07月31日 08時04分
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 Pinterestは、大胆な新戦略の下、より多様性に富んだ人員構成を築き上げる計画を進めている。同社は、この新戦略が技術業界のモデルになることを期待している。

 デジタルスクラップブックサイトを運営する同社は米国時間7月30日、女性やマイノリティとされる人たちをより多く雇用するという目標を設定し、同社の成果を公表すると発表した。同社はこの7カ月間、技術企業による多様化に向けた取り組みを支援する新興企業Paradigmと連携しており、「Inclusion Labs」という新しいイニシアチブを共同で試験的に導入する予定である。

 同社は、何がうまくいき、何がうまくいかなかったかというその成果を公表し、その過程において技術業界全体が何らかの洞察を得られるようにするつもりだと、Pinterestの共同創設者Evan Sharp氏はブログ投稿で述べた。

 Pinterestは30日、人員構成の一部の側面を公開し、従業員の約42%が女性、約半数が白人、43%がアジア系であることを明らかにした。またPinterestは、同社の全従業員のうち、ヒスパニック系は2%、黒人はわずか1%しかいないことも付け加えた。一方、同社幹部陣では、47%が白人、42%がアジア系である。

 Pinterestは多様化に向けた目標の一環として、フルタイムのエンジニアリング職で女性の割合を30%、マイノリティの割合を8%にまで引き上げ、非エンジニアリング職でマイノリティの割合を12%にまで引き上げたいとしている。また、National Football League(NFL)の「Rooney Rule」に似た規則を導入し、幹部職に空きが生じた場合は必ず、マイノリティと女性の候補者をそれぞれ少なくとも1人は面接するという。

 Pinterestは既に、エンジニアリング職を技術的職位と区別するなど、人口構成以外のデータも収集し始めていると、Paradigmの最高経営責任者(CEO)で創設者のJoelle Emerson氏は述べた。同氏によると、Paradigmは2015年に入ってPinterestに連絡を取り、連携の可能性について打診したという。

 Pinterestは、雇用に対するこの取り組みを大学にも拡大し、より多様な学生が通う大学にまで範囲を広げている。同社は、エンジニアリング職の面接ですべての候補者にホワイトボードでコードを作成させることを廃止し、従業員が推薦する候補者を優先することをやめるなど、自社の採用プロセスも見直していると、Pinterestの広報担当を務めるJamie Favazza氏は述べた。

Pinterestが公表した従業員構成
Pinterestが公表した従業員構成
提供:Pinterest

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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