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「Windows 10はマイクロソフトの変革の象徴」--日本MS、記念ファンイベント開催

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会場となった東京・恵比寿のEBiS 303

会場となった東京・恵比寿のEBiS 303

 7月29日から「Windows 10」がリリース。これにあわせて、日本マイクロソフトは同日午後7時30分から東京・恵比寿で記念ファンイベント「Windows 10 Fan Celebration Event」を開催した。

 同イベントは東京、シドニー、シンガポール、北京、ニューデリー、ドバイ、ナイロビ、ベルリン、ヨハネスブルグ、マドリード、ロンドン、サンパウロ、ニューヨークの世界13都市で開催。東京会場では、早期検証プログラム「Windows Insider Program」参加者などの開発者、ユーザーなど約500人が招待されたほか、日本マイクロソフト代表執行役社長の平野拓也氏をはじめとする同社関係者も駆けつけた。時差の関係もあり、日本はシドニーに次いで、世界で2番目の開催となった。

 Windows 10は7月29日から「Windows 7/8.1」のユーザーを対象にオンラインで提供。無償でアップグレードできる。開発の初期段階からWindows Insider Programを実施し、全世界で約500万人が参加。同プログラム参加者による約300万件のフィードバックで各種機能の強化やユーザーインターフェースの改善に反映し、製品の品質や操作性などを高めてきた。今回のイベントは、Windows Insider Program参加者とともにWindows 10の提供開始を祝うイベントと位置付けた。

 平野氏は「顔と名前が一致しない平野でございます」と挨拶して、会場を沸かせたあと、「待ちに待ったWindows 10の登場。これまでとは違って、今回はファンの皆さんをお呼びするイベントとした。Windows Insider Programの参加者の方々には感謝をしている。一緒にWindows 10を作っていただいた皆さんと一緒に喜びを分かち合いたい。社長になって数週間だが、皆さんと一緒にローンチを迎えられることは光栄であり、楽しみにしている」と切り出した。

 また平野氏は「Windows 10は、マイクロソフトの変革の象徴。ひとつのプラットフォームで、スクリーンを持たない小さなデバイスから、大きなディスプレイを持ったデバイス、さらにはHoloLensのような新たなデバイスまで対応できる。しかも、無償で提供され、Windows as a Serviceとして新たな機能やセキュリティ機能が手元にやってくる」と特徴を説明。また、「HoloLensは、がんばって日本に持ってきたい」と日本での発売に注力する姿勢を見せた。

 さらに、「まだダウンロードをしていない人はすぐにダウンロードしてもらい、ダウンロードした人はぜひ友達に予約するように勧めてほしい」と呼びかけると、会場からは「はーい」という返事。「皆さん、お行儀がいい」などとして来場者とコミュニケーションを取りながら挨拶が進んでいった。

 そのほか、Windows 10を活用して全世界100以上の非営利団体を支援する計画があること、その中に日本の非営利団体が対象になっており、9月から支援することにも言及。7月29日からWindows 10のテレビCMが開始されることなどを発表して、会場から拍手を受けた。

 続いて、Windows 10の代表的な機能が紹介。Windows本部 Windowsコンシューマーグループシニアプロダクトマネージャーの溝口宗太郎氏、デベロッパーエバンジェリズム統括本部 テクニカルエバンジェリズム本部 ISVテクニカルエバンジェリズム部 テクニカルエバンジェリストの田中達彦氏、デベロッパーエバンジェリズム統括本部 テクニカルエバンジェリズム本部 ISVテクニカルエバンジェリズム部長の大西彰氏の3人が登壇して、Windows 10の機能を紹介した。

 溝口氏は「Windows 10は史上最高のOSだが、無料で提供される」とし、「Windows 10はOne Windowsであることが特徴。ひとつのコアでさまざまなデバイスで動作する。アプリが動作するプラットフォームもひとつ。一度開発してしまえば、どのデバイスでも動いてしまう。Windows 10は今日で終わりではない。今日からがスタート。これからもみなさんと一緒に作っていくOSであり、これからも進化していく。ぜひ、使い倒して、これからもフィードバックをいただきたい」とした。

 田中氏は、デモストレーションを行い、スタートボタンを紹介したところで会場から大きな拍手。「一度、別れた彼女とまた再会したようなもの」という比喩に会場からは笑いが起こった。「予約数も予想を上回る数になっている。これからも増えていくだろう。開発者にとっては、今がチャンスである。Windows 10に対応したアプリを作れば、がっぽり儲かるかもしれない」(田中氏)

 大西氏は、ブラウザ「Microsoft Edge」の機能や新API「DirectX 12」の性能を紹介。「Edgeはドルビーオーディオに対応し、マルチチャンネル環境で楽しむことができる。メディアプレーヤーによる進化ではなく、この機能をブラウザで一から作り直した。これからの時代のブラウザである」としたほか、「DirectX 12は、今使っているPCでよりハイエンドなグラフィックス環境を実現できる」として、スクウェア・エニックスのリアルタイムCG技術デモ「WITCH CHAPTER 0 [cry]」を披露し、会場から大きな歓声があがった。

 このあと、午後8時15分からは、カウントダウンならぬカウントアップセレモニーを開催。再び、平野氏が登壇し、6から順番に7、8、9とカウントアップ。イベント参加者全員が「10!」と大きく叫び、この日のWindows 10の提供開始を祝った。ここで平野氏はいきなり駆け足でステージを降り、参加者とハイタッチ。勢いがつきすぎて、足を滑らす一幕もあった。

 スペシャルライブとして、藍井エイルさんが登場。会場の雰囲気を大いに盛り上げた。会場では、Windows 10搭載デバイス体験エリアが設けられたほか、Windows 10の提供開始を祝うケーキが用意やWindows 10特別カクテルなどが用意され、参加者に配られた。

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