「Broadwell」の後継となるIntelの次世代プロセッサ「Skylake」は、この10年間で最も重要なアップデートとなるようだ。
FanlessTechが公開したスライドには、パフォーマンスとバッテリ持続時間が全体的に大きく向上していることが示されている。
この新プロセッサは、Broadwellと同じく14ナノメートルアーキテクチャをベースにしているものの再設計されており、パフォーマンスとバッテリ持続時間が向上している。
流出した資料には、Skylakeの4つのシリーズの情報が記されている。モバイル用としてはBGAパッケージで提供される「Y」「U」「H」という3つのシリーズが用意されており、それぞれメインストリームノートPC向け、ウルトラポータブル製品向け、ハイエンドノートPC向けとなっている。同資料によると、パフォーマンスはそれぞれ最大で17%、10%、11%向上し、バッテリ持続時間はYシリーズとUシリーズともに、一般的なシステムで最大1.4時間増加するという。
また、デスクトップPC向けの「S」シリーズは新しい「LGA-1151」ソケットを使用するLGAパッケージで提供される。Sシリーズはパフォーマンスが最大で11%向上し、熱設計電力(TDP)が84Wから65Wへと22%低下しているという。
しかし、真のパフォーマンス向上はグラフィックス性能にある。プロセッサ内に統合されている「Intel HD Graphics」の性能は、シリーズ全体を通じて大幅に向上している。
なお、今回流出した資料には、うわさされている「K」シリーズの情報は記載されていない。同シリーズは、オーバークロックを可能にするマルチプライヤのアンロック機能を搭載すると期待されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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