朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port(エーポート)」が7月23日、開設から120日を迎えた。初期案件8つのうち7つが目標を達成。話題となっていた、捕鯨問題に正面から向き合うドキュメンタリー映画を制作するプロジェクトは、目標金額の1500万円を大きく上回る2325万円が集まった。
このドキュメンタリー映画のプロジェクトは、2010年頃から和歌山県太地町や国際捕鯨委員会(IWC)総会、反対運動をする環境保護団体シーシェパードなどの取材、撮影をしている、映画監督の佐々木芽生氏が立ち上げたもの。メディアで取り上げられたことなどから、支援が右肩上がりに増えていたという。
目標を上回る支援を集めたことについて、佐々木氏は「ただただ感無量です。応援して下さった全国のみなさんに、『ありがとう!!』と大声で叫びたい気持ちです」とコメント。
A−portに対しては「適切な言葉選び、発信方法、メディアへのアプローチまで、貴重なアドバイスを沢山いただけたのは、幸いでした。A-portは、資金調達のためのプラットフォームを超えて、社会に変革を起こすパワーを秘めた『発信基地』にもなり得ると信じています」と感想を述べている。
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