技術大手Amazonは米国時間7月23日、第2四半期決算(6月30日締め)を株式取引終了後に発表した。その業績結果に対する反応は、先週の「Prime Day」を上回るほど好意的なものだった。
同社は、純利益が9200万ドル(1株あたり19セント)で、売上高は前年同期比20%増の231億8000万ドルだったことを明らかにした。
ウォール街では、売上高223億9000万ドル、1株あたり損失14セントと予測されていた。
株主らは予測を上回る業績結果に驚きつつ、好意的に捉えたようで、時間外取引で株価が急騰するとともにTwitterでの称賛ツイートも急増した。
シアトルを拠点とする同社は2015年第2四半期決算から、多大な成功を収める同社のクラウド部門であるAmazon Web Servicesの具体的な業績結果を分割して発表することにしている。
AWSの売上高は18億2400万ドルで、前年同期の10億500万ドルから大きく増加した。
同社最高経営責任者(CEO)で創設者のJeff Bezos氏は、Amazonの広範囲にわたるポートフォリオの多数の製品の中から特にAWSを取り上げ、2015年に入ってから現在までで既に350の機能が追加されていることを指摘し、「2014年を上回るペース」だと用意された声明で述べた。
現四半期について、ウォール街は、売上高238億9000万ドルで、損失は1株あたり61セントにまで大きく増加すると予測している。
これに対してAmazonは、第3四半期売上高のガイダンスを233億〜255億ドルの間とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」