パナソニックは7月22日、NTTドコモと次世代移動通信方式(5G)に向けた実験の推進に合意したと発表した。
パナソニックによると、2020年代に向けたトラフィックの増大対策やIoT(Internet of Things)などの新しいアプリケーションにセルラー網を積極的に活用する取組みとして、近年5G(第5世代移動体通信システム)に関する研究が急速に立ち上がっているという。
同合意では、5Gのさまざまな周波数帯を想定した無線通信手段とともに、無線LANなども効率的に同時もしくは、切替利用を可能とするシステム制御技術や、5Gの無線技術に先進画像応用技術等を高度に組み合わせたシステムソリューションについて実験を行う予定。
同社では、多様なソリューション事業の発展において、大容量かつ高速・低遅延の5G通信網は不可欠としており、将来さまざまな機器やソリューション開発に同実験の成果を活用することで、豊かな社会を実現する一翼を担っていきたいとしている。
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