「Apple Watch」の滑り出しは初代の「iPhone」「iPad」より順調だ。
そう話したのは、Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏である。Cook氏によると、発売後の同期間内における消費者への販売台数で、Apple Watchは初代のiPhone、iPadを上回ったという。同氏は、Apple Watchの販売台数が最も多かったのは6月だと付け加え、需要が先細りになっているとの見解を退けた。しかし、Cook氏は依然として実際の販売台数を明かさなかった。Apple Watchは9カ国で発売されたのに対し、iPhoneとiPadは当初、米国のみで発売された。
Cook氏は2015会計年度第3四半期の決算を発表した後、アナリストとの電話会議で、「四半期末には供給が需要に追いついていなかったにもかかわらず、Watchの販売台数は私の予想を上回った」と述べた。Appleの第3四半期決算は増益を示したが、iPhoneの販売台数は予想より少なかった。
Cook氏は、Apple Watchがホリデーシーズンの最高の贈り物になることを当てにしており、ホリデーシーズンに向けてWatchの販売チャネルの拡大を予定している、と付け加えた。
Watchの成功が最も反映されているデータは、同社の決算報告書の「その他の製品」カテゴリだ。同カテゴリの売上高は26億4000万ドルで、前年同期から49%増加した。競合他社に「洞察」を提供したくないので、Watchの販売台数は公表しない、とAppleは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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