ピクセラは7月8日、Mac向けの地上、BS、110度CSデジタルチューナ「PIX-DT195」を発表した。Mac向けとしては国内で初めてDTCP-IPサーバ機能を内蔵する。発売は7月17日。オンラインショップでの税込価格は1万9800円になる。
ピクセラでは2002年にMac向けテレビチューナを発売。以来、国産のテレビチューナとして製品を販売してきた。今回のPIX-DT195は、6年ぶりの新製品となり、3波受信や外付けHDD録画などの機能は継承しつつ、15倍録画やDTCP-IP配信などの新機能を追加した。
本体には地上、BS、110度CSデジタルチューナを内蔵し、MacとUSB接続することで、テレビ放送の視聴が可能。Mac本体のほか、外付けHDDへの録画にも対応する。
録画モードは、番組をそのままの画質で録画できるDRモードのほか、5つを用意。最大15倍の長時間録画モードも備える。無料の専用アプリ「ワイヤレスTV(StationTV)」を使えば、iOS、Android、Mac、Windows、Kindle Fireからテレビの視聴、録画を実現。ホームネットワーク上にある各種機器からのワイヤレス視聴ができる。
Mac向けとしては国内で初めてDTCP-IPサーバに対応し、録画番組をDTCP-IP対応のテレビから視聴することも可能。DVDやBDプレーヤーで再生できるディスク書き出しにも対応する。
サイズは高さ18mm×幅78mm×奥行き132mmで、重量約110g。対応OSはOS X Mavericks(10.9)、Yosemite(10.10)。「MacBook Air/MacBook Pro/iMac/MacBook」のほか、外部ディスプレイにも出力できるため「Mac mini/Mac Pro」にも対応する。
あわせて、ワイヤレステレビチューナ「PIX-BR310W」が、ゲーム機「Xbox One」に対応したことも発表した。PIX-BR310Wは、自宅のアンテナと無線ルータに接続すれば、タブレットやスマートフォンでテレビ放送がワイヤレスで視聴できるというもの。
本体に外付けHDDを接続すれば録画予約ができ、録画番組をワイヤレスで視聴することも可能。3G、4G、LTE回線、Wi-Fi経由で、外からのリモート視聴にも対応する。
従来はiPhone、iPadのほか、Android端末、kindle Fire、Windows 8.1に対応していたが、新たにXbox Oneに対応。7月15日にXbox Oneから無料でアプリがダウンロードできる。
PIX-BR310WとXbox Oneをホームネットワーク経由で、接続し、専用アプリ「StationTV」を使用することで、テレビの視聴、録画再生などを実現。Xbox Oneのワイヤレスコントローラで操作できるほか、Kinectを使ったジェスチャーコントロールにも対応する。
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