コロプラは7月7日、Tangerineへ出資したと発表した。Tangerineは、ビーコン(Bluetooth Low Energy:電波を発信する小さなワイアレスデバイス)を利用した屋内・屋外ロケーションサービスを提供するクラウドソリューションを展開している。2014年3月に設立された。
Tangerineでは、スマートフォンの浸透とともにビーコン市場は拡大しており、新しいユーザー価値を創造するテクノロジとして脚光を浴びていると説明。クラウド型ビーコン管理ツールを提供することで、ショッピングモールや商業施設といったリアル事業者における集客促進や来店客分析などのプロモーション活動を支援するとしている。コロプラでは、こうしたTangerineのサービスに対する姿勢に共感し、Tangerineの今後の成長に協力していくという。
今回の出資は、「TSUTAYA」や「Tポイント」などを運営するCCCグループのネット事業を統括するT-MEDIAホールディングスの子会社で、ベンチャー企業への投資・支援事業を行うIMJ Investment Partnersとともに実施するとしている。
なお、コロプラは7月1日には、スマートフォン向けネイティブアプリの開発や運営を主軸に展開するゲーム開発会社リアルスタイルの株式を取得し、子会社化している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス