カメラロール内の画像を複数まとめてリサイズできる「バッチリサイズ」


ホーム画面。カメラロール内の写真がタイル状に並んで表示される。各写真のサムネイルの下段には現在のサイズが表示されているので目安になる

 「バッチリサイズ」は、カメラロール内の写真のリサイズが行えるアプリだ。同種のアプリのほとんどが1枚ずつ処理を行う必要があるのに対し、本アプリは複数枚をまとめて一括でリサイズできることが大きな特徴だ。

 アプリを起動すると、カメラロール内の写真がタイル状に並んで表示される。これらの中から必要な写真をタップして選択したのち、プルダウンメニューから縦×横のサイズを選んでリサイズを実行。最終的にカメラロールなどに出力するというのが、おおまかな操作の流れだ。

 リサイズ後の縦×横のサイズは、1280×1280から320×320まで、7種類がプリセットされている。プリセットされているのはいずれも正方形だが、実際には長辺に合わせてリサイズが行われるので、例えば元が4000×3000の画像を「640×640」に指定してリサイズすると、比率を保ったまま長辺に合わせて縮小され、640×480で出力されるという仕組みだ。

  • まずはリサイズ後の縦×横のサイズを選択する。1280×1280から320×320まで7種類がプリセットされている

  • 任意のサイズを指定することも可能。枠や影をつけるオプションもある

  • リサイズしたい画像をタップして選択したのち、右上のチェックマークをタップすると、出力先を尋ねられる。カメラロールへの保存のほか、メール添付での送信や、Dropboxへの保存にも対応する

 カスタマイズ性も高く、縦横比を無視して強制的に任意のサイズに縮小することもできるほか、正方形にトリミングしたり、枠や影をつけるオプションも用意されている。また出力形式はJPGとPNGで切り替えられ、JPGについては圧縮率も指定できるので、サイズを縮小してもまだ容量が大きすぎる場合、圧縮率を高めて容量を減らすこともできる。

 このほか、出力先にDropboxを選んだり、決まったメールアドレスに送信する機能も備えているので、メール投稿型のブログサービスとの連携にも向いている。使い勝手はやや独特なところもあるが、要領をつかめばすぐに慣れることができ、また国産アプリということで全体的にわかりやすい。リサイズの処理も高速で、多数の画像をまとめてリサイズしたいユーザにおすすめできるアプリだ。

  • カメラロールに保存したところ。リサイズ後の画像は別ファイルとして保存されるので、オリジナルを上書きする心配もない

  • サムネイルを長押しして「表示」を選ぶと単体でプレビュー表示も可能。できればこの画面にも縦横サイズの記載がほしいところ

  • 写真のメタ情報を残すか否かは設定画面で選べる。またメール添付で送る場合の宛先とタイトルはあらかじめ指定しておける。このほかURLスキームにも対応する

>>バッチリサイズのダウンロードはこちらから

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