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初心者向けレジャー予約サイト「そとあそび」が2億円を調達--“現地調査”で施設を選定

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 アウトドア・レジャー予約サイト「そとあそび」を運営するそとあそびは7月6日、B Dash Venturesが運営するファンドを引受先とする第三者割当増資を実施し、2億円の資金を調達したと発表した。

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 そとあそびは、ラフティングやホーストレッキングなどのガイド経験を持ちアウトドア業界に15年以上携わっている山本貴義氏が、2004年に創業。アウトドア・レジャーを、未経験の初心者でも楽しめるエンターテインメントとして気軽に体験してほしいという思いから、山本氏を中心とした「そとあそびキュレーター」が全国で行われているアクティビティ・ツアーを実際に下見して、同社の基準に合った初心者が楽しめるツアーのみを掲載しているのだという。

 アクティビティを単なる「体験」や「レッスン」で終わらせず、自然豊かな現地の魅力に触れて楽しい旅の思い出にしてもらうことで、これまで未経験だった人たちへ興味関心の裾野を広げることが狙いだ。

 2014年には、元ガイアックス代表執行役副社長であった中島裕氏が、そとあそびの代表取締役社長に就任。中島氏は、自分自身もラフティングをはじめとしたアウトドア愛好者で、さまざまな旅行先で「こんな感動的な体験ができるんだ」という発見に巡り合い、「こうした体験ができる場所をまとめるサービスがあれば」と考えていたところ、創業者の山本氏と出会い、そとあそびに参画することになったのだという。


そとあそびの代表取締役社長 中島裕氏

 現在は、中島氏がガイアックスの経験を生かしてウェブサイトの開発・運営と経営を担い、山本氏は自身のアウトドア業界での経験を生かして業界とのリレーションと掲載するツアーの審査のために全国を奔走しているのだそうだ。

 中島氏にこのサービスの目標を聞いたところ、同氏は「アウトドアを多くの人にとっての旅の一般的な選択肢にしたい」と語った。ラフティングやキャニオニングといった川のアクティビティ、シーカヤック、シュノーケリングといった海のアクティビティ、ホーストレッキングやロッククライミングなど陸のアクティビティなどは、「一度はやってみたい」という憧れを持つ人が多い一方で、「スキルがないとできないのではないか」「装備を購入しないとできないのではないか」「どこにいけばできるのか、よくわからない」というイメージから抵抗感を持ち、旅行でも選択肢に入ることは少ない。

 山本氏や中島氏は、こうした抵抗を下げれば多くの人がアウトドア・レジャーを気軽に楽しむ機会を生み出せるのではないかと考え、初心者にも楽しめて感動的な思い出を生み出すストーリー性を備えたツアーの掲載にこだわったサイト運営をしているのだという。


「そとあそび」に掲載されている、奥多摩でラフティングとキャニオニングを楽しめるツアーの例。ツアーの流れやその魅力を写真とテキストで紹介している。

 中島氏は、そとあそびに掲載するツアーについて、料金に必要なものがパッケージ化されており装備の購入が不要で、参加者は水着や着替え、タオルの準備だけで楽しめること、ツアーガイドが1年以上または50回以上ツアーを開催している熟練者であること、参加者向けの保険制度に加入していること、地元の自然を楽しめる場所やガイドしか知らない穴場スポットをツアーに組み込んでいることなどを掲載基準にしていると説明。

 アウトドア・ツアーの運営には自治体や業界団体などの許認可がいらないことから事業者に差があり、安全で高品質なツアーを運営している経験豊富な事業者をキュレーターによる現地調査を踏まえて選定しているのだという。

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