PayPalは米国時間7月1日、オンライン送金サービスのXoomを買収する計画を発表した。
今回の買収は、PayPalが手がけるグローバルな送金サービスを拡充するものだ。同社が抱える世界1億6500万人のアクティブユーザーが、スマートフォンやPCからXoomのサービスを使用して、世界中で送金したり支払いを受けたりできるようさらなるオプションを提供するものとなるだろう。買収金額は約8億9000万ドル。
PayPalは既に国際送金サービスを190の国や地域で提供するとともに、米国では「Venmo」を通じてP2P(ピアツーピア)送金や支払サービスを提供している。サンフランシスコを拠点とするXoomは、自社が既にサービスを提供している37カ国でPayPalの事業を迅速に拡大できるよう支援すると、PayPalの最高経営責任者(CEO)であるDan Schulman氏は述べた。特に重要な市場はメキシコ、インド、フィリピン、中国、ブラジルであるとしている。
Xoomはオーストラリア、中国、スペイン、英国でも利用可能だ。
Xoomの買収は、2015年第4四半期に完了する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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