PayPal、2015年後半にNASDAQ再上場へ

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 福岡洋一 (ガリレオ)2015年05月15日 10時58分

 PayPalが近々NASDAQ証券取引所に再上場する。

 PayPalは米国時間5月14日、2015年後半に「PYPL」というティッカーシンボルでNASDAQでの取引を開始すると発表した。このティッカーシンボルは、2002年に新規株式公開(IPO)してからNASDAQで短期間取引された時に同社が使用していたのと同じだ。その後すぐに同社は15億ドルで買収され、オンラインオークションサイトeBayの完全子会社になった。

 PayPalのNASDAQ再上場は、eBayが2014年にPayPal部門の分社化を決めた結果だ。この分社化は2015年後半に完了する見通しとなっている。PayPalの取引量が拡大を続けてeBayの財務実績に大きな貢献をしているが、物言う投資家Carl Icahn氏は数カ月前から、eBayがPayPalの足を引っ張っていると主張していた。eBayは分社化を発表した際、PayPalの過去1年間の売上高は72億ドルだと述べていた。同期間のeBayの売上高は170億ドル超だった。

PayPalのクレジットカードリーダ「Here」
PayPalのクレジットカードリーダ「Here」
提供:PayPal

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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