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認められるためならパクツイも--10代の歪んだ自己顕示欲とは - (page 2)

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パクツイは法律違反、発見して報告を

 パクツイを責められて、「SNSに投稿したものに著作権はない」「Twitterはそういう文化だから嫌だったらTwitterをやめろ」と反論しているユーザーを見かけたことがある。しかし実際は、ツイートも著作物に当たり、発言主を明らかにせず無断で複製・公衆送信する行為は著作権法違反に当たる。

 Twitterサービス利用規約でも「著作権ポリシー」として、「Twitterは他者の知的財産権を尊重しており、本サービスの利用者にも同様に尊重することを期待しています。当社は、適用ある法令に従って、かつ適切な方法で当社に通知がなされた場合に は、その著作権侵害容疑の通知に対応します」と明記されている。


著作権侵害を見つけたら報告しよう

著作権侵害申請画面

 もしパクツイを発見したら、運営会社に通報するのがお勧めだ。著作権侵害の報告はこちらからできる。氏名や住所、パクツイされたツイートなどを登録して報告する仕組みだ。Twitterのほかに、同じ運営会社のVineの著作権侵害もこちらから報告できる。

 パクツイを見つける方法もある。「おいでよパクツイの森」に登録すると、パクツイをまとめて見つけることができる。Chrome拡張「無断転載スレイヤー」を利用すると、画像のパクツイを検索・通報することができる。


おいでよパクツイの森。パクリとパクラレが分かる

無断転載スレイヤーでは画像のパクツイが発見できる

 Twitterの世界では、フォロワーが多いことやリツイートが多いことは価値があという文化がある。しかし、いくらフォロワーやリツイートが増えても、自分自身が認められたわけではない。盗用した文章や画像が認められているだけだ。

 元々、フォロワー数やリツイート数はあくまでもTwitter内の価値基準であり、その外に出たら価値を持たないあくまで“仮想通貨”のようなものだ。実生活に何ももたらさない仮想通貨のために限られた自分の貴重な時間を割いても何も生み出さない。特に10代の若者は、勉強や部活、趣味などの今しかできないこと、今すべきことにこそ時間を割くべきだろう。パクツイにはまっている若者には、ぜひそのようなことに気付いてもらいたいと思う。

高橋暁子

ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディア等の記事の執筆、企業等のコンサルタント、講演、セミナー等を手がける。SNS等のウェブサービスや、情報リテラシー教育について詳しい。
元小学校教員。
『スマホ×ソーシャルで儲かる会社に変わる本』『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(共に日本実業出版社)他著書多数。
近著は『ソーシャルメディア中毒 つながりに溺れる人たち』(幻冬舎)。

ブログ:http://akiakatsuki.hatenablog.com/

Twitter:@akiakatsuki

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