Appleは米国時間6月30日、「iOS 8.4」をリリースした。同モバイルOSに対する改良と修正に加えて、同社の新しい音楽ストリーミングサービス「Apple Music」が提供されている。ユーザーは現在、「Software Update」で同バージョンをダウンロードして、所有する「iOS」搭載端末をアップデートすることができる。
2015年秋には「iOS 9」がリリースされることが既に知られている。したがって今回のバージョンでは、Apple Musicの一般提供のほか、「iBooks」に対する新しい拡張と、iOSの動作をスムーズにするためのその他いくつかの微調整を加えることがAppleの目的である。
iOS 8.4最大の特長は、間違いなくApple Musicのリリースである。Appleが提供するこの新しいストリーミングサービスでは、あらゆるジャンルの音楽に加えて、世界に向けてライブ放送されるラジオ「Beats 1」を聴くことができる。また、ソーシャル的な要素も備えており、著名アーティストから身近なミュージシャンまでのあらゆる人々が、自分の音楽や考えを同サービス上で他のユーザーに共有できるようになっている。
今回のアップデートにおけるセキュリティ関連の詳しい内容については、ウェブサイトhttp://support.apple.com/kb/HT1222を参照してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」