SpaceXの無人ロケットが米国時間6月28日朝、打ち上げ数分後に爆発し、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士へ物資を運ぶ目的だった補給船も破壊された。
米航空宇宙局(NASA)は28日、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地で打ち上げられた「Falcon 9」ロケットが、発射から2分19秒後に爆発したことを認めた。爆発が起きたのは、SpaceXがNASAから16億ドルで請け負った7回目のミッション。この契約では、ISSへの機材や物資の補給を目的として、SpaceXが15回にわたり補給船を打ち上げることになっている。
NASAの広報担当George Diller氏は、今回の爆発を受けて「打ち上げロケットで異常が起きていたようだ」と述べた。
最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏は、ロケット上段の液体酸素タンクに異常加圧が起きたと述べた。
Musk氏はTwitterで、「現時点ではっきり言えるのはそれだけだ」と述べ、「徹底的なフォルトツリー解析(FTA)後に詳しく説明する予定だ」と付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦