遠隔地にいる従業員を交えた大きな会議を行う予定はあるだろうか?アップデートされた「Chromebox for meetings」パッケージは、特に20人ほどを収容する広さの会議室であれば、それに適したソリューションになるとGoogleは考えている。
Googleは米国時間6月24日、Chromebox for meetingsを拡張し、ビデオ会議で複数のモニタと追加のマイクロフォンを使えるようにしたと発表した。このアップデートパッケージの価格は1999ドルで、小さな会議室向けパッケージのおよそ2倍だ。
このパッケージでは、同梱の「Chrombox」にUSB接続されたPTZカメラ(パン、チルト、ズームカメラ)が、その場にいる参加者全員を1080pのフルHD画質でとらえ、最大2台のモニタに映し出してくれるので、参加者全員が会議の様子を見ることができる。
また、キットに2本目のマイクロフォンが加わり、会議室の後方で発言されたすばらしいアイデアも、全員の耳に届くようになった。
なお、Chromebox for meetingsの価格には、最初の1年間の管理とサポートの料金も含まれる。つまり、ハードウェアだけに約2000ドルもかかるのではないということだ。ユーザー体験を向上させるため、GoogleはChrome用管理ツールもいくつか追加した。システム管理者はこれらのツールを使って、遠隔地からChrome関連機器の状態を監視することができる。
この広い部屋向けのChromebox for meetingsは米国で提供されており、2015年中に販売地域をさらに拡大する予定だとGoogleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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