UPDATE もののはずみで電子メールを送信してしまって後悔した経験は誰にでもあるだろう。一部の電子メールプログラムには、メールの送信を取り消すオプションが用意されているものの、受信者がそれを受け取らないかというと、必ずしもそうではない。「Gmail」の「Undo Send」(送信取り消し)機能は、実際にメールの送信までの待ち時間が設けられている点が、他のメールプログラムとは異なっている。Undo Sendでは、ユーザーの気が変わったときにそのメールが相手に送信されないようにするため、一定の時間を設定できる。とはいえ、送信を取り消せる時間は数十秒程度なので、ユーザーは急いで判断しなければならないだろう。
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Gmailでメール送信を止めることが可能になった。ただし迅速に判断する必要がある。
提供:screenshot by Lance Whitney/CNET
Undo Send機能が「Gmail Labs」でしか利用できないベータ版としての役割を終え、Gmailの正式機能に加わった。そこで、この機能を設定する手順について説明する。
- まず、自分のGmailアカウントでコンピュータにログインする。
- 画面右上隅の「設定」アイコン(歯車マーク)をクリックする。
- 「設定」メニューから「設定」オプションを選択する。
- 「設定」画面で「全般」タブを選択する。
- 「送信取り消し」という項目を探す。
- 「送信取り消し機能を有効にする」チェックボックスをクリックする。
- 「取り消せる時間」ドロップボックスをクリックして、送信を取り消せるようにしたい秒数を指定する。時間は5、10、20、30秒の中から選択できる。
- 「設定」画面の最後までスクロールし、「変更を保存」ボタンをクリックする。
- この機能を試すには、Gmailアカウントページの画面左上隅の「作成」をクリックする。
- メールを作成したら、「送信」ボタンをクリックする。
- 画面の最上部に、「メッセージを送信しました。取消 メッセージを表示」と表示される。
- メールの送信を取り消すには、「取消」リンクをクリックする。
- Gmailはメッセージの送信を停止し、そのメールの内容を画面に表示する。ここで変更があれば、修正してから再度送信する。保留にする場合は、いったんそのメールを閉じる。メールは「下書き」フォルダに移されるので、そのまま保留にすることも、削除することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。