Verizon CommunicationsとAOLは米国時間6月23日、2015年5月に発表していた総額44億ドルの買収を完了し、正式に合併した。
初期インターネットのとりわけ有名な開拓者として出発したAOLは、この合併により、米国最大のモバイル事業者であるVerizon Wirelessを傘下に擁するVerizon Communicationsの子会社となる。買収される側の立場とはいえ、AOLの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Armstrong氏にとって、Verizonによる買収は勝利とみなすことができるかもしれない。Armstrong氏は、長期の不振に苦しみ時代遅れとなったAOLを、買収の対象として望ましい会社にすることに貢献した。
Time Warnerは2009年、同社の一部門だったAOLを別会社として切り離した。Time WarnerとAOLは、その9年前に1600億ドル規模の買収によって合併していたが、現在この合併は、米産業史上最大規模の失敗と考えられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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