Googleは米国時間6月22日、ジャーナリストや起業家の活動を支援する総合的な取り組み「News Lab」を発表した。
既存の検索サービスや「Google Maps」「YouTube」「Fusion Tables」「Google Earth」などの機能や、提供を開始したばかりの「YouTube Newswire」などを組み合わせ、「ニュースメディアの未来」の構築に協力する考えだという。
Googleによると、この10年間のテクノロジーの進歩とインターネットの普及が、ニュースの作られ形や配信方法、消費スタイルを激変させたという。同社は「良質な情報を広く届ける」という使命を実現するため、技術の力を報道に活用するNews Labを提供していく。具体的には、大きく分けて「Tools(ツール)」「Data(データ)」「Programs(プログラム)」という3つのコーナーでジャーナリストの情報収集や活動を支援する。
ツールコーナーでは、先に挙げたツールだけでなく「Google Play Newsstand」「Google News」「Google Public Data Explorer」「Google Alerts」「Google Consumer Surveys」など情報の収集や分析に役立つツールの活用法を、チュートリアルで紹介する。
データコーナーでは、検索トレンドをリアルタイムに可視化する「Google Trends」で世界中の検索スナップショットを分単位で提示し、ニュース制作を支援する。
プログラムコーナーでは、一般市民から投稿されたニュース関連動画をキュレーションして提供する「YouTube Newswire」に加え、Matter、Hacks/Hackers、European Journalism Centreといった組織と協力して支援プログラム、イベントを開催する。
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