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スマホや鍵を忘れても家に入れる、指紋対応スマートロック「Ola」

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 スマートフォン連動型スマートロックが、製品化されたりクラウドファンディングサービスで支援募集されたりしている。毎日繰り返す鍵の開け閉めにかかる手間を軽減できる一方、スマートフォンが鍵の役目を担っており、紛失すると元々の鍵がないと締め出されてしまう。つまり、既存のスマートロックは利便性を高められるものの、鍵が必要、という根本的な問題を解消していない。

 これに対し、Kickstarterで支援募集中のスマートロック「Ola」は指紋認証で解錠できるので、鍵やスマートフォンを忘れても家に入れる。しかも、ドアノブの指紋センサーに指をあてるだけで、1秒かからず鍵を開けられる。指紋認証式にして鍵穴をなくしたことで、ピッキング攻撃が不可能となり、セキュリティも向上する。

 指紋センサーには、スウェーデン製の静電容量タッチ式「FPC1020AM」を採用。指紋の凹凸を認識するだけでなく、電磁波を使って表皮の下にあるパターンまで解析するため、“グミ”などを使って形だけ模倣した偽の指紋では破られない。逆に、指が汚れていても正しく認証される。


解錠は指をあてるだけ(出典:Kickstarter)

 電源は単3形電池4本で3万回以上の開閉が行えて、一般的な使用条件なら2年間もつと見込んでいる。電池切れを想定し、パナソニックの単四形「EVOLTA(エボルタ)」をバックアップ用に搭載している。EVOLTAは長寿命でギネス世界記録に認定されていて、通常の電池とバックアップ電池の両方合わせたバッテリ駆動期間は約7年にもなるという。

 それでも電池が切れたらどうなるだろうか。Olaには鍵穴がないので、物理的な鍵で開けるという非常手段をとることができない。そのような状況に備え、micro USBポートから電源供給して動かせるようになっている。


鍵穴がなく、すっきりとした安全なデザイン(出典:Kickstarter)

 もちろん、既存のスマートロックと同様、使用期間に制限を設けた電子的な“合鍵”を友人などに発行できる利便性もある。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月23日まで。記事執筆時点(日本時間6月23日11時)で、目標額12万5000ドルに対し約4万3000ドルの資金を集めている。

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