CNET Japanの編集記者が日々の取材や暮らしの中で気になったサービスやユニークなガジェット、驚きの技術、ウェブで話題のトピックなどを、独自の視点で紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。第28回は、主にゲームを中心としたエンターテイメント領域を取材している佐藤が担当する。
筆者がサービス開始時より注目し続けている、バンダイナムコエンターテインメントがGREE向けに配信しているソーシャルゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」。これまでも2013年3月と12月、2014年9月と3回にわたって、筆者の独断と偏見を交えつつインプレッションや振り返り記事を掲載した。今回はその第4弾で、前回掲載してからこれまでのミリオンライブ!を振り返る。
本作は、プレイヤーが芸能事務所765プロに所属するプロデューサーとして、同事務所で活動する50人のアイドルたち「MILLION ALLSTARS」(ミリオンオールスターズ)をプロデュース。各地での営業や合同フェスでライバルたちとのアピール合戦などの活動を行い、アイドルたちの活動拠点である765プロライブ劇場を発展させるとともに、彼女たちをトップアイドルへと導くことを目的としたソーシャルカードゲームだ。初期段階から全キャラクターにボイスが付いているのも特長(※ボイス再生機能はスマートフォンのみ対応)。
サービス開始から約2年半ほどが経過。すでに数えきれないぐらいのカードが登場し、さまざまな新規機能も実装された。ゲーム内で大きな出来事といえば、2カ月を1シーズンとして展開しているプロデュースモードにおいて、「プラチナスターライブ編」に続く「765プロ全国キャラバン」が開始されたこと。シーズンごとに決められたエリアでアイドルたちと一緒にさまざまな営業活動を行い、エリア締めくくりのライブを成功させるというものだ。1年かけて全国6エリアを展開する。
ほかにも細かいところでは、シーズンユニットとは別にお気に入りのアイドルで組んだユニットに仕事を任せる「劇場」の仕様が変更。さらにアプリ版の配信も開始した。2月には2周年記念キャンペーンを実施、4月からはテレビアニメ「アイドルマスター」の再放送と連動したキャンペーンも行われた。
ゲームの外の展開としても、プラチナスターライブ編にあわせて展開されたCD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY」(LTH)ならびに発売記念イベントが一段落。4月には、キャスト陣による2度目の単独ライブイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!」を開催。2日間とも会場の幕張メッセイベントホールを埋め尽くすほどの盛り上がりを見せていた。そのセカンドライブをイメージした同名のゲーム内イベントも実施。ゲームの外の出来事がゲーム内に反映するかのような展開も行われた。
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