Intelが米国時間6月17日、カナダを拠点する株式非公開のスマートメガネメーカーRecon Instrumentsを買収したと発表した。
買収の条件は明らかにされていない。
Recon Instrumentsは、スポーツおよびフィットネス用メガネを製造しており、その機能にはさまざまな問題を抱えるスマートメガネ「Google Glass」と同じものも多い。Recon製メガネ「Jet」の価格は約700ドルで、内蔵ディスプレイにはランニング中に道順や活動データを表示するほか、スマートフォンに接続してテキストメッセージや通知を表示することもできる。また、写真や動画を撮影するためのカメラも搭載されている。同社はこのほかにアルペンスキー用の「Recon Snow2」も販売している。
Recon Instrumentsの買収は、ウェアラブル市場への進出を目指したIntelのこの1年の取り組みに続くものだ。同社はスマートウオッチやスマートメガネなどの急成長しているネット接続デバイス市場における主力チップメーカーになろうと努めている。
Recon Instrumentsの製品の販売は今後も中断なく続けられると、Intelは述べている。Recon Instrumentsのチームは今後、IntelのNew Devices Groupと組んで新しいウェアラブル技術を開発していくことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス