「Twitterは、機械学習への取り組みをさらに進めるためにWhetlabを買収した」
Twitterは米国時間6月17日、このわずか1文のツイートでこの買収を認めている。
ただし、買収の金銭的条件は明らかにされていない。
Whetlabはインテリジェントな予測を行うための優れたソリューションの開発を目指し、ハーバード大学、トロント大学、およびシャーブルック大学の研究者が設立した企業だった。
Whetlabの5名の社員が主に取り組んでいたのは、ハイパーパラメーター最適化法と呼ばれるテクノロジだ。同社の説明によると、これが完成すれば、数行のコードを書くだけで、人間の専門家よりも優れたパフォーマンス(提案や回答)をより短い時間で提供できるようになるという。
とはいえ、機械学習という大きなキーワードのほかに、WhetlabのメンバーがTwitterにどのような形で参加することになるのか(また、そもそも参加するのか)、はっきりとしたことはわかっていない。
Whetlabが公開しているサービスは、7月15日に閉鎖される予定だ。既存のユーザーはこの日までに、これまでの実験データをダウンロードしなければ、データが失われることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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