ソフトバンクは6月18日、ヒト型の感情認識ロボット「Pepper(ペッパー)」を6月20日に一般発売すると発表した。6月分は1000台で、「早い者勝ち」(ソフトバンク代表の孫正義氏)となる。2014年の発表時に比べて、「感情」を認識したり表現したりする機能が向上している。当日午前10時に特設サイトで申し込みを受け付ける予定だ。
Pepperのサイズは高さ1210mm×幅485mm×奥行425mm、重量は29kg。胸元に10.1インチのタッチディスプレイを備える。容量30.0Ah/795Whのリチウムイオンバッテリを搭載し、利用内容によるが、最長12時間以上の連続稼働が可能という。移動速度は最大毎時2km、移動可能段差は最大1.5cm。
本体価格は税抜19万8000円。Pepperと会話を楽しんだり、さまざまな機能を追加できるロボアプリをインストールするには、基本プラン(税抜1万4800円×36カ月=税抜53万2800円)を契約する必要がある。また、故障時などにサポートを受けられる保険パック(税抜9800円×36カ月=税抜35万2800円)もある。
Pepperの一般発売時期について、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は2月に、6~8月で調整していることを明かしていた。
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