ハンドメイド品などのオンラインマーケットを運営するEtsyは、Kickstarterと似たクラウドファンディングプログラムをテスト中だ。米国のセラー(出品者)が自身のハンドメイド品のために資金調達することを支援するのが狙いだ。
「Fund on Etsy」と呼ばれるこのプログラムは、他のクラウドソース資金調達プログラムと同様、プロジェクトの目標額が達成された場合のみ、支持者から寄付金を課金する仕組みとなっている。
目下、好況に沸くクラウドファンディングだが、EtsyはFundの運営を限定的にしている。現在、同クラウドファンディングプログラムに参加を許可されたセラーは約100人で、実施期間は米国時間6月16日〜8月16日までとなっている。
Etsyでプロダクト統括者を務めるJoe Lallouz氏はブログ投稿で、「この数年間で、クラウドファンディングは世界中の多くの作り手にとって、従来の資金調達チャネルに代わる、気軽に参加できる安定した手段として台頭してきた」と述べた。「われわれは、Etsyを基盤としたクラウドファンディングが、セラーにとって、既存のコミュニティーや顧客基盤といっそう共感できるつながりを築くとともに、以前は実現しなかった方法で成長するための自然な動きであると考えている」(Lallouz氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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