ソニーは、2014年にリリースした「Xperia Z3v」の後継モデルとして、最新の「Android」搭載スマートフォン「Xperia Z4v」を発表した。米国で2015年夏、Verizon Wireless向けにブラックとホワイトのカラーバリエーションで発売されるこのデバイスは、現在Verizonから提供されているソニー製スマートフォン2モデルのうちの1モデルとなる。
Z4vは他の「Xperia」シリーズと同様に防水構造で、筺体の前背面にはガラスパネルが使われている。5.2インチのディスプレイを搭載するほか、32Gバイトの内蔵ストレージを備えており、microSDを通じて最大128Gバイトまで拡張可能だ。
写真機能へのニーズに対しては、20.7メガピクセルのカメラにイメージセンサー「Exmor RS」が搭載され、4K動画撮影にも対応する。さらに、5メガピクセルの前面カメラは25mmの広角レンズを採用しており、通常のレンズよりも多くの被写体をフレームに収めることができる。
Z4vのバッテリ容量は3000mAhで、Qualcommの「Quick Charge 2.0」技術に対応している。Qualcommの最新のオクタコアCPU「Snapdragon 810」も搭載する。
Z4vがソニーのゲーム専用機およびプラットフォームである「PlayStation 4」(PS4)と深く統合されていることを考えると、こうした処理能力やグラフィックス能力は有益だ。ユーザーは「PS4 Remote Play」を通じて、自宅にあるPS4ゲームの画面を離れた場所からインターネット経由でZ4vに表示できるほか、PS4のワイヤレスコントローラ「DUALSHOCK 4」を使ってゲームをプレイすることもできる。
正式な価格は明らかにされていないが、前モデルのZ3vはVerizonから契約込みで199ドルで発売されたため、Z4vでも同じ価格帯になると予想される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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