ソニーは6月16日、デジタルカメラ「α」用のレンズとコンバータなど、Eマウント用のレンズ、コンバータ、Aマウント用のレンズの計5機種を発表した。6月26日から順次発売する。
Eマウント用として発表されたのは、中望遠マクロレンズの「SEL90M28G」(税別価格:14万8000円)、フィッシュアイコンバータ「VCL-ECF2」(同:1万8000円)、ウルトラワイドコンバータ「VCL-ECU2」(同:1万6000円)。
SEL90M28Gは、35mm判換算で90mmのFEレンズ初となる中望遠マクロレンズだ。35mmフルサイズに対応する。球面収差を調整することで、美しいボケ味を実現。光学式手ぶれ補正機能も搭載する。「リングスライドスイッチ」を備え、フォーカスリングを前後にスライドすることで、AF、MFの切り替えができる。
VCL-ECF2は、魚眼レンズ特有のデフォルメ効果と遠近感を強調した撮影ができるフィッシュアイコンバータだ。「SEL16F28」に加え、「SEL20F28」にも対応する。装着時の焦点距離はSEL16F28が10mm、SEL20F28が13mmになる。
VCL-ECU2は、F2.8の明るさのままE16 F2.8装着時は18mm相当、E20 F2.8装着時は24mm相当の広角レンズとして使用できるウルトラワイドコンバータだ。ワンタッチで装着ができ、バヨネット構造により不意な落下も防げるとしている。VCL-ECF2同様にSEL16F28とSEL20F28に装着可能だ。
Aマウントレンズとしては、広角24mmから70mmまでカバーするズームレンズ「SAL2470Z2」(税別価格:27万5000円)と超広角16mmから35mmまでの超広角ズームレンズ「SAL1635Z2」(同:29万5000円)を発表した。
両機種ともに35mmフルサイズ対応。AFの動体追従性能を4倍高速化しており、「ZEISS T*コーティング」によるゴーストを抑えたクリアな描写ができるとしている。
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