HTC、ASUSによる買収提案の報道を否定

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年06月16日 09時29分

 HTCは米国時間6月15日、投資家向けの声明で、ASUSによる同社の買収にはまったく関心がなく、その機会を提案されたとしても検討するつもりさえないと述べた。

 「その報道を強く否定する」と同社は声明に記している。「Asusteckと連絡を取っておらず、買収を検討することはない。HTCは国際的なブランドとして、『Pursuit of Brilliance』というブランド目標の下、世界水準の革新的なスマートデバイスを開発し続けるつもりだ」(HTC声明)

 この声明は、ASUSのJohnny Shih会長が12日、株主総会でHTCを買収するという案を検討した(が、あくまでも議論の域を超えてはいない)と述べたのを受けたものである。ASUSの最高財務責任者(CFO)を務めるDavid Chang氏は12日、この発言に関するReuters宛ての声明で、何らかの合意に至る可能性は非常に低く、その話題は「社内で」持ち上がっただけだと述べた。

 HTCは以前から華やかな外観の端末を構築し、批評家らの間では全般的に高い評価を得ている。しかし消費者はサムスンやAppleなどの製品を選択する傾向が強く、同ブランドはあまり受け入れられていない。

 ASUSのコメントは、HTCの再建を求める人々にとって一縷の望みとなったかもしれない。HTCと同じ台湾を拠点とするASUSは、買収を実現できるだけの現金と株式を保有している。しかしHTCの声明からは、現金と株式をどれだけ積み上げても、Wang氏とそのチームが売却を検討することはなさそうだ。

提供:Andrew Hoyle/CNET
HTCのCEO Cher Wang氏
提供:Andrew Hoyle/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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