Facebookは、モバイル向け「Messenger」アプリとデスクトップ向けサイト「Messenger.com」を用意することで、ソーシャルネットワークのアプリおよびウェブサイトからインスタントメッセージング(IM)サービスを切り離し、「WhatsApp」などの無料メッセージングサービスに対抗しようと努めている。
このほど、「iOS」版および「Android」版のMessengerアプリ内だけでしかプレイできない新しいゲームがリリースされ、この分離がさらに進むことになった。Messengerのリリース以降、初めての専用ゲームとなる。
これまで、Messengerを補完してくれるアプリ(チャットウィンドウの「...」をタップしてアクセスできる)は、友達にミーム、画像、動画、GIF画像を送信できるミームアプリ、写真および動画アプリ、GIFアプリなどに限られていた。
選ばれたゲームは奇妙なものだ。「Doodle Draw for Messenger」という名称で、OMGPOPの「Draw Something」を彷彿とさせる。Draw Somethingはボードゲーム「Pictionary」のモバイル版とも言えるもので、リリースとともに大人気を博したが、わずか数週間後にZyngaに買収されると、異常な速さで大量のユーザーを失った。
Doodle Drawは、Draw Somethingを使ったことがある人ならすぐに馴染めることだろう。まず、選択肢の一覧から単語を選ぶのだが、単語の難易度に応じて獲得できるコインが1〜3個と決まっている。次に、画像編集ソフト「Microsoft Paint」を簡略化したようなインターフェースを使って、自分のスマートフォンのタッチスクリーンにその単語の絵を描く。ゲーム内通貨で追加のカラーセットを購入することもできる。
描き終わったら友達に送る。友達は、それが何であるかを推測し、画面の下部に表示された文字を使って答えなければならない。正解すればコインを獲得できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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