Twitterがプライベートメッセージ機能でさらに大きな賭けに出た。Twitterは米国時間6月11日、ダイレクトメッセージの140文字制限を7月から廃止すると同社開発者向けブログで発表した。ダイレクトメッセージとは、別のTwitterユーザーに送信することができるプライベートなメッセージのことだ。
Twitterは創業後間もない数年前に、ユーザーが他のユーザーとプライベートにチャットできる機能を追加したが、これまでこの機能が同サービスの中核となったことはない。代わりにユーザーは、Twitterで短い更新情報を他のフォロワーと公開で共有している。現在、FacebookやWhatsAppといった他のソーシャルネットワークやメッセージアプリとの競争が高まっていることから、Twitterは状況に後れを取らぬよう、メッセージングをより重視しようとしている。
ダイレクトメッセージにおける140文字制限の廃止は、こうした流れの中での新たなステップにすぎない。同社は、それ以外にもダイレクトメッセージにいくつか変更を加えてきた。2015年に入りTwitterは、複数のユーザーが同時にチャットできるグループダイレクトメッセージ機能の提供を開始しており、その後、ユーザーが誰にでも非公開でメッセージを送れるようにした。以前は、ユーザー同士が非公開で会話するには互いにフォローする必要があった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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