近い将来、「iPhone」の背面に「Assembled in India」(インドで組み立て)と印字されるようになるかもしれない。
iPhoneや「iPad」といったApple製品の製造を手がける中国のFoxconnが、インドに新工場を開設する可能性があると、Reutersが報じている。Foxconnは1カ月以内に用地を見つける予定だと、インド西部マハラシュトラ州の工業大臣を務めるSubhash Desai氏がReutersに明かした。
今回の動きは、電子機器の製造で世界最大の委託製造業者であるFoxconnにとって、製造コストの引き下げにつながる可能性がある。そのほかにも、Appleが需要に応えることが困難とみている中で、同社の製品を一層豊富に提供することにもなるだろう。また、中国の人件費高騰を抑制する可能性もある。ただし、このようにコストが削減されても、消費者に還元されることはなさそうだ。
市場調査会社IDCのアナリストであるRamon Llamas氏は、「Appleの立場から見れば、(高級ブランドとしての名声を維持するために)こうした価格の高さを維持したいと考えるだろう」と述べた。
AppleとFoxconnにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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