定額制音楽アプリ「LINE MUSIC」がついに公開--150万曲以上、月額500円から

 LINE MUSICは6月11日、定額制オンデマンド型音楽配信アプリ「LINE MUSIC」(iOS/Android)を公開した。料金プランは、月額500円(20時間/30日間)、月額1000円(無制限/30日間)の2種類で、学割も導入する。なお、同日から2カ月間は全楽曲・全機能を無料で利用できる。7月を目処にPCでも利用できるブラウザ版も提供する。


 LINE MUSICでは、いつでもどこでも聴きたい曲やアーティストを選択して再生したり、プレイリストを作成したりできる。サービス開始時点で、西野カナ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、シェネルなどの人気アーティストを中心とした150万曲以上の楽曲を揃えており、プレイリストや特集、ランキングなどを通じて、利用シーンや気分に応じて音楽を楽しめる。


 また、LINEでつながっている友人やグループに楽曲やプレイリストを送り合ったり、送られた楽曲をLINEアプリ内のトーク・タイムライン上で直接再生することが可能。今後は、LINE MUSICに楽曲を提供するアーティストのLINE公式アカウントの開設も進めるとしている。公式アカウントを持つアーティストは、LINE MUSIC内のアーティストページにリンクが設置され、公式アカウントから楽曲配信やプレイリストの公開ができるようになる。


 音質は、高(320kbps)、中(192kbps)、低(64kbps)、またネットワーク環境に合わせた自動判別の4つの設定から選択できる。再生した楽曲はキャッシュを残すこともできるため、同じ楽曲を繰り返し再生する場合も、通信容量を圧迫せずに楽曲を楽しめるという。

  • 「LINE MUSIC」の概要

 料金プランは、30日間の有効期間内で、すべての機能利用と20時間分の楽曲が聴き放題の「ベーシックプラン」(月額500円)と、同じく30日間で時間無制限で聴き放題の「プレミアムプラン」(月額1000円)から選べる。それぞれのプランには学割が用意されており、学生ユーザーは月額300円から利用できる。

 この数カ月で、LINE MUSICを始め、“本命”とも言える定額制の音楽配信サービスが相次いで登場している。エイベックスとサイバーエージェントが5月27日に公開した「AWA」は、6月10日に累計100万ダウンロードを突破。アップルの音楽配信サービス「Apple Music」は米国で6月30日から提供される予定だ。

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