ビットコイン取引所「coincheck exchange」を運営するレジュプレスは6月10日、ビットコイントレーダー向けのサービス「coincheck tradeview」を公開した。
coincheck tradeviewは、ビットコイントレーダーに必要な機能を1つの画面で利用できるサービス。注文や信用取引、チャート、板状況などがひと目でグラフィカルに確認できる。チャートは15分足、1時間足、4時間足、1日足で見ることが可能。また、これまでは指値注文のみだったが、新たに成行注文のオプションも追加された。
同社によれば、coincheck exchangeの月額取引額は1.6億円で、取引額のうちの80%は、トレード目的で100万円以上入金している5%の高額取引ユーザーによるものだという。高額取引ユーザーの最大入金額は数千万円に及ぶとのこと。
そこで、coincheck tradeviewによってFXサービスに近いユーザーインターフェースを用意することで、高額取引ユーザーがより取引きしやすくするほか、ビットコイン取引に馴染みのないFXユーザーでも、ビットコイン取引ができる環境を提供するとしている。
なお、coincheck tradeviewを利用するには、合計で25万円以上の日本円を入金する、合計で20BTC以上のビットコインを入金する、これまでに25万円分以上の取引している、などの条件を満たす必要がある。
同社では、安全にcoincheckを利用するための取引所APIのパーミッション機能も追加。APIへのアクセスキーを生成する際、 新規注文や注文のキャンセルなど機能ごとにパーミッションを設定できる。細かくパーミッションを設定することで、万が一、悪意のある第三者にアクセスキーを盗まれても自身の資産が勝手に送金されることなどを防げるとしている。
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