米陸軍の特殊部隊が、ノルウェーの企業Prox Dynamicsが開発した手のひらサイズのドローン「PD-100 Black Hornet」数台をテスト中だという。安全保障関連サイトDefense Oneが報じた。米陸軍は少なくともこの数カ月間、PD-100やそれに近いものを使用することに関心を示していたことがプレスリリースを見ても分かる。
このところ、消費者向けに発売される小型ドローンが増えているが、重さ18gのPD-100は、鮮明なリアルタイム映像を送信し、1度に25分間の連続飛行が可能だという。
一方、現場で活動する兵士たちにとって最も重要なことだが、PD-100はユーティリティベルトに装着する小さな箱から飛ばすこともできる。この箱は、万が一ドローンが敵の手に渡ったときに備えて、本体から送信された全データを格納する。ドローンはビデオゲームのように片手で操作できるコントローラを使って操縦することも、あらかじめ指定した地点に自動操縦で飛ばすこともできる。
PD-100は既に英陸軍がアフガニスタンで使用しており、現在、米軍でもテスト中だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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