5月26日~6月1日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
例年サンフランシスコで6月上旬に開催されるAppleの開発者イベント、WWDC。今年も初日の基調講演で開幕する。
およそ2時間の基調講演では、おそらく、秋以降に発表される新しいiOSとOS X、これら用にアプリを開発するための開発環境などが披露されるとみられる。新製品発表の場として活用されることもあるが、基本的にはソフトウェアが中心のイベントとなる。
期待されている分野は前述の通り、iOS 9とOS X 10.11を中心に、HomeKit、Apple TVと関連アプリ開発環境、新しい音楽サービス、Apple Watch向けのネイティブアプリ開発環境などだ。
アップルのWWDC、米国時間6月8日午前10時の基調講演で開幕へ(5/28)AppleでApple Watchの開発を主導したJeff Williams氏は、5月27日にCode Conferenceで、Apple Watch向けのネイティブアプリ開発環境をWWDCでプレビューすると発言した。
これまでApple Watchアプリは、iPhoneアプリと対になって提供され、処理や通信は全てiPhoneに任せる形態をとってきた。この手法はApple Watchのバッテリ消費を軽減する一方で、動作が非常に遅く、ストレスあるものになっていた。
Apple Watchに搭載されているセンサ類の活用も含め、この開発キットによって、アプリの幅が拡がることが予測される。
アップル、「Apple Watch」ネイティブアプリ開発キットをプレビューへ(5/28)英国Telegraph紙によると、Appleは、Jonathan Ive氏を、デザイン担当上級副社長から、新設される最高デザイン責任者(Chief Design Officer)へと昇格させる。
これまでのハードウェアデザイン、ソフトウェアデザインは引き続き担当するが、日々の管理業務からは外れることで、よりデザインに時間を割くことができるようになるとみられる。
加えて、監理ポストには、iPhoneの開発に初期から携わってきたRichard Howarth氏を工業デザイン担当副社長に、Apple Watchなどの新しいユーザーインターフェースを主導したAlan Dye氏をユーザーインターフェース担当副社長にそれぞれ昇格させる。
アップル、J・アイブ氏を最高デザイン責任者に任命(5/26)Apple Watch、新しいMacBook/MacBook Proと、2015年モデルのデバイスに急速に採用が進んでいる感圧タッチインターフェース「Force Touch」。通常のタップに加えて力をかけて押し込むタッチが利用でき、操作方法の簡略化が見込める仕組みだ。
製品ラインアップに横断的に採用され始めたこの新しいインターフェースが、iPhoneやiPadなどにも採用されることは容易に想像できる。既にOS XではForce Touchを活用するアプリ開発が既に始まっており、次期iOSでのサポートも期待される。
また将来的にMacBookシリーズからは、トラックパッドがなくなるかもしれない。Appleが提出した特許では、キーボードのキートップがトラックパッドとして利用できるアイデアが見られる。
「iOS 9」、次期「iPhone」向けに「Force Touch」をサポートか(5/27)先週のニュースでは、メッセージアプリで特定の文字列を受信すると、クラッシュするバグについて報道された。原因はiOSの通知の処理にあると推測されており、Appleはこれの修正を明言している。
「iOS」に新たなバグ–特定の文字列含むメッセージでクラッシュ(5/28)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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