米国時間6月2日、Windows版と「Android」版、および「iOS」版の「Skype」で、ほかのユーザーとのチャットの際に「http://:」という文字列を含んだインスタントメッセージを受信するとアプリがクラッシュするとの報告が、ユーザーから同社の掲示板に寄せられた。さらに悪いことに、ユーザーがSkypeにログオンし直そうとすると、最後に行ったチャットの内容が同社のサーバから自動的にダウンロードされてソフトウェアが再びクラッシュするという。
この問題は、Mac版や「Windows 8.1」向けタッチ操作対応版のSkypeには影響しない。この問題により、悪ふざけが好きな人や悪意のユーザーが、ほかの誰かにメッセージを送って、相手がアカウントにアクセスできないようにすることができる。おそらくもっと厄介なのは、問題の文字列を含んだインスタントメッセージを1通でも受信したら、事実上、Skypeのアカウントが使用できなくなる点だろう。
3日に入り、スタッフモデレーターのタグがついた「Aimi」というハンドルネームの人物が、Skypeのエンジニアがこのバグを修正したことをユーザーに知らせる新しいスレッドを掲示板に立てた。Aimiによると、影響を受けるプラットフォームはすべて、ソフトウェアアップデートで修正可能だという。Skypeにコメントを求めたが、今のところ回答はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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