NVIDIA、「GeForce GTX 980 Ti」を発表--PC向けに4K解像度サポートを強化

Aloysius Low (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年06月01日 12時48分

 台北発--NVIDIAが「COMPUTEX TAIPEI」の開幕を控え、従来の主力グラフィックスカードの性能を強化した新製品「GeForce GTX 980 Ti」を発表した。

 NVIDIAによると、GTX 980 Tiでは4K解像度でのPCゲーミングのサポートが強化され、「The Witcher 3」などの最新ゲームが45fpsと、4K解像度設定でかなり快適にプレイできるという。旧モデルのGTX 680では19fpsだった。最新のレーシングシミュレーション「Project CARS」の場合、NVIDIAは、GTX 680が18fpsだったのに対し、GTX 980 Tiは47fpsで動作すると見込んでいる。

 GTX 980 Tiのリファレンスバージョンは小売価格が649ドルで、近く発売予定の「Batman: Arkham Knight」PC版がバンドルされる予定だ。また、この新しいカードの発売により、以前の主力モデル「GTX 980」の価格が大幅に引き下げられ、499ドルとなる。

 新しいグラフィックスカードはNVIDIAのマイクロアーキテクチャ「Maxwell」を搭載する。Maxwellは最新の「DirectX 12」のエフェクトをサポートし、より大容量となる6GバイトのVRAMも搭載する。これに対して、前バージョンでは4Gバイトだった。

 第2世代のMaxwellチップは、高解像度でのパフォーマンスを実現するとともに、フレームレートを向上しながら電力効率も大幅に高められる。

 GTX 980 Tiのクロック周波数は従来の1000MHzよりも遅くなっている。ただし、ピクセルやテクスチャのフィルレートが向上するとともに、実装されているトランジスタ数も大幅に増加しており、GTX 980の5200個に対して、GTX 980 Tiは8000個となっている。


提供:NVIDIA

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]