Appleは、「iPhone」上の「Messages」アプリがクラッシュする場合があるというバグの存在を認め、一時的に回避するための手順を公開した。
先週、AppleのiPhoneとMessagesアプリに関連する奇妙なバグに関する報道が浮上した。「iOS 8」を搭載するiPhoneで、特定の記号やアラビア文字の列を含むテキストメッセージを受信すると、端末がクラッシュして再起動するというもので、一部のユーザーからはその後Messagesを再起動できないという報告もある。
このバグは、Appleのテキストハンドラ「CoreText」が非ラテン文字からなる特定の文字列を処理できないことが原因で、「Apple Watch」「iPad」「Mac」にも影響を与える。
Appleは米国時間5月28日に掲載したアドバイザリの中で、このバグを一時的に解決するための手順を公開した。
1. アプリを再起動するにはまず、「Siri」に対して「未読メッセージを読む」ように指示する。
2. Siriを使用して悪意のあるメッセージに返信する。返信さえすれば、内容は何でもよい。
3. 返信すると、Messagesが再起動できるようになる。
4. アプリを再起動したら、左にスワイプしてスレッド全体を削除するか、問題のあるメッセージを長押しして「More」(その他)をタップすることによってそのメッセージをスレッドから削除して、問題を解決する。
Appleはこの問題の修正に取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」