Adobe Systemsは米国時間5月21日、「Photoshop Touch」の提供を終了すると発表した。これで、Adobeが「Android」タブレット向けに提供していたモバイルアプリ群「Adobe Touch Apps」の最後のアプリが葬り去られることになる。Adobeは、Androidタブレット向けにAdobe Touch Appsを最初にリリースしたにもかかわらず、同プラットフォーム向けアプリの衰退を許してきた。現在では、いくつかのアプリ(中でも注目すべきは「Lightroom」の最新版)でこれをサポートしているだけだ。
幸いなことに、2015年末までには、Android向けに少なくともいくつかのモダンアプリがリリースされるはずだ。また、2015年中に発売される(消費者志向の「Photoshop Express」に対して)次世代の「プロ」向け「Photoshop」アプリは、前世代のバージョンよりも、Adobeの現在のアプリおよびモバイル戦略との共通点がはるかに多くなる。
開発が終了した大半のアプリと同様、Photoshop Touchは今後も利用できる。Adobeは単にアップデートを終了するだけであり、5月28日をもって、Appleの「App Store」または「Google Play」での提供を終了する。Adobeはこのページで、移行ワークフローの問題に関する詳細情報を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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