Microsoftは、「スマートフォン上での重要な相手との電子メールのやり取りを迅速化」することを目的とした新しいアプリケーションを開発しているらしい。
この新しいアプリケーションは「Flow」という名称で、そのダウンロードページによると、「Outlook」に付属するものになるようだ。Twitterユーザー@h0x0dが「Microsoft Confidential」(Microsoft社外秘)と記されたこの新アプリのダウンロードページを発見した。
このダウンロードページの見出しには、このアプリが「Flow by Outlook」と呼ばれていることが記されており、「iPhone」に対応する予定であることが示唆されている。
このページに記載されているアプリ説明文は以下のとおりだ。
Flowは、「Skype Qik」において電子メール機能を補完するものとみなすことができる。Skype Qikは、Microsoftが2014年にリリースした「Android」、iPhone、「Windows Phone」用ビデオチャットアプリで、同社いわく「SMSやIMのように軽量で便利」であるように設計されている。携帯電話番号さえあれば、Skype Qikでのコミュニケーションが可能だ。
Microsoftの「Outlook for iOS」アプリは、同社が2014年末に買収した電子メールアプリ「Acompli」のブランド名が変更されたバージョンである。同様に「Outlook for Android」も、MicrosoftがAcompliのブランド名を変更して更新したバージョンだ。Windows Phone向けの新しいOutlookアプリは、「Windows 10 Mobile」のプレビュー版に現在含まれているが、上記2つのバージョンのOutlookに似てはいるものの同じコードベースに基づくものではない。
Outlook、「Outlook.com」「Exchange」の各チームはすべて、コーポレートバイスプレジデントを務めるRajesh Jha氏が率いるMicrosoftの同じグループに属する。
筆者はMicrosoft関係者らに対し、いつiOS(やその他のプラットフォーム)に提供開始されるか、どのようなユーザーをターゲットとしているのかといった、Flowに関する詳細情報を求めた。同社広報担当者は、Flowについて同社が公表できる情報はないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」