ソニーは10月3日、ラジオを手軽に聴取、録音できるポータブルラジオレコーダー「ICZ-R250TV」を発表した。ワンセグテレビ音声の録音もできる。発売は10月18日。想定税別価格は2万4000円前後になる。
同社ではFM/AMラジオ放送の予約録音ができるラジオレコーダーとして「R」シリーズをラインアップ。R250TVはその最新モデルとなり、ワンセグテレビ音声の受信まで実現した。
前モデルICZ-R51を受け継いた一体型のポータブルモデルで、FM/AMチューナとワンセグテレビ音声チューナを搭載。いずれも録音ができ、最大20件までの予約録音にも対応する。
バスレフポートを設けた専用のスピーカボックスを内蔵し、高音質再生を実現。自動で最適な音設定をする「ClearAudio+」も搭載し、音楽番組リスナーなどもクリアな音で聴くことができる。
新機能として、語学学習用の「ディクテーション再生」も装備。これは、一定の再生区間を区切って音源を再生できるもので、ディクテーション=書き取り学習法に効果的とされる。繰り返し再生する範囲は3~30秒まで1秒単位で設定でき、早戻しボタンを押すと再生した区間の3秒前から再生することで、聞き逃しの少ないディクテーション再生ができる。
サイズは高さ124.5mm×幅215.4mm×奥行き57.2mmで、重量約890g。8Gバイトの内蔵メモリとSD/SDHCカードスロットを設け、リニアPCMかMP3形式で録音が可能だ。ワンセグテレビ音声のみ、録音した機器のみでの再生となり、SDカードへの保存はできるがPCなどでの再生には対応しない。
ACアダプタ、単3形アルカリ乾電池4本で駆動するほか、リチウムイオン充電池も内蔵し、最大約20時間のスピーカ再生を実現。自宅内での可搬性も確保している。
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