ソニーは5月12日、Bluetoothスピーカ「SRS-X99/X88/X77」(想定税別価格:7万2000円前後/4万6000円前後/3万5000円前後)を発表した。LDACによる高音質ワイヤレス再生ができるほか、上位2モデルはスーパートゥイータを内蔵したハイレゾモデルになる。発売は5月23日。
2014年に発売された「SRS-X9/X7/X5」のスクエアデザインを踏襲し、X99には4つ、X88には2つのスーパートゥイータを搭載。45(X88は50)~4万Hzの周波数帯域を再生でき、ハイレゾ音源にも対応する。
3機種すべてで、ソニーが開発したBluetoothのコーデック「LDAC(エルダック)」を採用。現行のコーデックであるSBCに比べ、約3倍の情報を持ち、Bluetoothでのワイヤレス接続時でも高音質再生ができる。
X99は、天面と前面に各2つ、計4つ備えたスーパートゥイータと、パッシブラジエータ2つ、サブウーファ1つ、磁性流体スピーカ2つを備えた7ユニットスピーカシステム。低中高域をそれぞれのユニットでドライブすることで、ひずみにくく、クリアな音を再生する。最大出力は154W。サイズは高さ133mm×幅430mm×奥行き125mmで、重量約4.7kgになる。
X88は、X99からスーパートゥイータを2つ省いた5ユニットのスピーカシステムだ。高さ111mm×幅359mm×奥行き103mmで、重量約2.7kgのコンパクトボディ。ボディカラーはブラックとホワイトの2色をそろえる。
X77は、スピーカとサブウーファの2.1chシステムに2つのパッシブラジエータを備えたスタンダードモデル。ボーカルと低域の再生を重視した設計で、従来モデルの約3倍のクオリティで音源を伝送できるとしている。サイズは高さ132mm×幅300mm×奥行き60mmで、重量約1.9kgになる。
3機種ともに、AC電源で駆動し、X77のみリチウムイオン充電池での使用も可能。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nまで対応するほか、DLNA、AirPlayなどのネットワーク環境も装備する。
専用アプリ「SongPal(ソングパル)」をスマートフォンやタブレットにインストールすれば、PCやNASに保存された、音源やミュージックサービスをスピーカから再生できる「SongPal Link」にも対応する。
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