ソニー、照らして鳴らすLED電球スピーカ--「Life Space UX」第2弾

  • 「LSPX-100E26J」

 ソニーは5月12日、空間を活用した新コンセプトモデル「Life Space UX」シリーズの第2弾として、LED電球にスピーカを搭載したLED電球スピーカ「LSPX-100E26J」を発表した。5月23日に発売する。想定税別価格は2万4000円前後。

  • 光源色は電球色を採用する

 既存のLED電球と同じデザインを採用し、電球を付け替えるだけでスピーカとして使用することが可能。高さ116mm×幅61mm×奥行き61mmで、重量約205gの小型、軽量デザインに仕上げることで、ダウンライト、ペンダントライトなどが装着されている場所にそのまま付けるられる。

 口径40mm、2WのフルレンジスピーカはLED電球の前面に配置することで、音を遮ることなく高音質再生を実現。天井に設置できるため、音を効率的に拡散でき、「天井から音が降ってくる」今までにない感覚を味わえるという。

 LED電球は独自で開発した「円筒導光板」を用いることで、器具シェード全体を照らすことができる。新開発の「光学レンズグローブ」は、前面部に配置したスピーカの影を抑え、通常の照明として使用できるクオリティを実現した。

 ボリュームコントロールや調光は付属の円型リモコンから操作することが可能。リモコンやスマートフォンなどとLED電球スピーカはBluetoothで接続され、初回のみNFCによるワンタッチペアリングを実施する必要がある。専用アプリ「SongPal」を利用すれば、スマートフォンからの調光、ボリューム操作にも対応する。

 照明一体型のスピーカは、すでにいくつか発売されているが、シーリングタイプではなく、より設置の汎用性が高い電球タイプを採用したとのこと。発売済みのモデルに比べ大幅な小型化を実現することで、あらゆる場所に設置できることが強みとしている。色温度3000Kの電球色を用いた「くつろぎの光」を照らす。

 Life Space UXは、空間を再現にいかしながら新たな体験を生み出せるのではないかという発想のもとスタートした新シリーズ。1月には、壁際に置くだけで4K解像度による大画面シアターを構築できる超短焦点プロジェクタ「LSPX-W1S」(販売税別価格:500万円)を発売している。

  • LED電球部もソニーの独自開発になる

  • 汎用性の高いE26口金を採用

  • 円型のリモコンで操作する

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