Facebookに、利用者が亡くなった後の追悼アカウント管理人を、生前に指定できる新機能が5月12日に追加された。この機能は、米国では2月に追加されていた。日本のほか、オーストラリアやニュージーランドでも提供が開始される。
Facebookでは利用者が亡くなった場合、家族や友人からのリクエストに応じて故人のアカウントを追悼アカウントに変更する機能(追悼という表示をする基本機能のみで、内容の変更は不可)を用意していたが、新機能により追悼アカウントの管理人がプロフィール写真やカバー写真の変更、追悼と表示されたタイムラインで一番上に表示される投稿(特別なメッセージを表示するなどに利用)などが可能になった。
なお、追悼アカウント管理人を指定する際は、Facebook上でシェアされていた写真や投稿、プロフィールなどのアーカイブのダウンロード許可を設定できる。ただし管理人であっても、追悼アカウントに本人としてログインできず、プライベートなメッセージを閲覧するといったことはできない。また、追悼アカウントに切り替える代わりに、自身の死後にFacebookアカウントを永久に削除するという選択も可能になる。
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