佐川急便、業界初のスマホ使った「電子サイン」を導入

 佐川急便は5月8日、4月よりスマートフォンを使った「電子サイン」を一部エリアで開始したことを発表した。スマートフォンの画面に専用のタッチペンでサインするだけで済むため、宅配便の受け取り時に、伝票への押印などが不要になるとしている。

 また、これまで受領印データの提供は配達日の翌日以降の対応だったが、電子サインが可能になったことで最短5分で確認できるようになった。複数個の荷物についても一括でサインできるようになったという。

 同社では、ドライバーがスマートフォンを持つことで、ペーパーレス化を促進できるとともに、新商品や新サービスの提案もその場でできるようになるとしている。2017年度までに全国の配達員5万人にスマートフォンを配備する予定だ。


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