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MacBookレビュー(後編)--ライバルはMacBook AirかiPadか

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 前編に続くMacBookのレビュー後編。実に2週間、すべての仕事をMacBookでこなしてきた。ハイパフォーマンスとは言えないスペックながら、最新のソフトウェアとの組み合わせによって、非常に快適に過ごすことができた。

 超低消費電力のCore Mプロセッサを搭載するMacBook。パフォーマンスは、Core i5を搭載する2011年モデルのMacBook Airと同等の性能と言われている。

 また、筆者が普段使っていたMacBook Pro 15インチと比べてディスプレイが小さい。そのため、1つのディスプレイに複数のウィンドウを開かず、OS X Yosemiteの機能である全画面表示でアプリを使うようになった。このことも、パフォーマンスに不足を感じなかった理由となったかもしれない。


MacBookスペースグレー

ワイヤレスとクラウドの活用で最小構成をサポート

 筆者の仕事の中で、MacBook AirやMacBook Proからの乗り換えで一番困るのは、MacBookにSDXCカードスロットがないことだ。デジタルカメラから写真やビデオを転送する際、あるいはちょっとしたデータを受け渡すときにも使ってきた。これがない場合、どのようにして写真を取り込めば良いのか。その答えは言うまでもなくWi-Fiである。ただ、一筋縄でいかないこともある。

 最近デジタルカメラにはWi-Fiが内蔵されており、写真の転送に対応している。Mac向けに読み込めるアプリを用意しているメーカーもあるが、多くはスマートフォン向けアプリが基本。その場合、iPhoneにしか写真を取り込めないことになる。しかし、OS X YosemiteとiOS 8がサポートするiCloudフォトライブラリを介すと、iPhoneに読み込んだデジタルカメラの写真は、Wi-Fi環境下でクラウドに転送され、Macにも転送されてくる。

 取材先で撮影した写真をiPhoneに転送して、Instagramなどに先にシェアすることも多いが、そのまま仕事場に帰ってくれば、Macにもちゃんと写真が揃っている状態が作られる。Wi-Fiとクラウドで、SDカードを補えた。作業ファイルの保存やファイルのやりとりはiCloud Drive、DropboxやEvernote経由で実現できる。写真はFlickrやiCloudフォトライブラリ、ビデオはYouTubeを活用する。

 すでにファイルをクラウドに置くスタイルへと移行しつつあるが、インターフェースがないMacBookはこうした環境をすっきりとサポートできる存在だった。


USB-Cケーブルの使い道は1日1回の充電に落ち着いた。既にワイヤレスとクラウドで十分対応できる体制が整っていたことがわかる。

バッテリライフは十分

 USB-Cコネクタを使う場面は、1日1回だ。仕事を終えて家に帰ってきて、デスクに置きっ放しにしていたUSB-Cケーブルに差し込む。つまり、1日の仕事を十分こなせるだけのバッテリライフを実現している、ということだ。

 カタログスペックではワイヤレスインターネットで9時間、というデータが出ている。このスペックを満たして余りあるバッテリライフを実現していることを確認した。

 レビュー中、3日たった段階で、これまでに比べて小さくなったACアダプタを持ち歩かなくなった。また、打ち合わせや移動が多く、あまりMacBookを使わなかった日は、夜に充電すらしなくなった。ノートパソコンの常識を覆すような使い勝手と言えるかもしれない。

 夜、自宅に帰ったら充電する。この習慣はiPhoneと同じだが、MacBookを充電し始めるとき、ディスプレイを閉じた状態であっても、iPhoneでおなじみの充電開始音「ぴこん」という音が聞こえる。そのあたりからして、iPhoneらしい使い勝手だなという印象を持った。

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