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MacBookレビュー(前編)--懐かしい名前の全く新しいMacと出会う - (page 2)

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より美しくなったRetinaディスプレイ

 MacBookとMacBook Airは3月9日に同時にアップデートされたが、筆者が望んできたはRetinaディスプレイは、MacBookのみに搭載された。

 これまでMacBook Pro 15インチを使って来たのは、2012年4月の段階で唯一、Retinaディスプレイを搭載したMacBookシリーズだったからだ。その後MacBook Pro 13インチにも搭載され、こちらは2015年モデルが登場している。

 より軽量なMacBook Airへの搭載も期待していたが、結果的にはMacBook Airは小幅なCPUのアップグレードに留まり、Retinaディスプレイを搭載したのは新たに登場したMacBookの方だった。

 MacBook以前、12インチのディスプレイを採用していたのは、iBookと12インチPowerBook G4だった。いずれも筆者は使っていたことがあり、特に後者はコンパクトながらぎゅっと詰まったモデルで気に入っていた。

 しかし当時の12インチディスプレイとMacBookのそれは、全く異なっている。Retinaディスプレイは16対10の横長で2304×1440ピクセルが詰め込まれた、高精細ディスプレイディスプレイだ。

 明るく視野角が広いIPS液晶であることはこれまで通りだが、Appleによると、画素あたりの開口部を広げてより多くの光を通せるようにし、バックライトの効率を3割高めたという。


リンゴマークは光らなくなった。モバイル環境での使用が多い際、リンゴマークの部分に日光が当たると画面に光のムラができていたが、新しいデザインではそれも起きなくなった。

美しいのはサウンドも

 今回のレビューは、平日である金曜日、そして週末の土日の3日間を経過した段階という、初期の印象について書いている。Retinaディスプレイを搭載したことは確かに驚きであったが、それ以上に印象深かったのは、キーボードの上部に移動されたスピーカだ。

 もちろん小さなボディであることから、大きなスピーカとの比較は不毛な議論だ。しかしノートPCに搭載されているスピーカとしては、非常に満足度の高い仕上がりと言える。低音は弱いが、高音とサラウンド効果が充実している。

 そして特にビデオを見ているときに思ったのだが、映像が表示されている画面のすぐ手前で音が鳴り、視線と音が一致して見やすい、という効果もあるのかもしれない。

 また、iTunesで音楽を聴きながら作業をしている最中も、自然と音が鳴る方向、つまり画面の方へと視線が集められて、作業に集中できる。外出先、スピーカで音楽を鳴らしながら作業をするチャンスがどれだけあるか分からないが、休日、膝の上にMacBookを乗せてビデオを楽しむには非常に適したマシンだと思った。


スペースグレーに塗装されたアルミと、黒いガラスという構成はApple製品の近年のデザインパターンを踏襲したものだ。またスピーカーはキーボードとディスプレイの間に配置され、クリアなサウンドと豊かなサラウンドを楽しめる。

iPadの代わりに、小脇に抱えて

 金曜日、土曜日、日曜日の3日間、MacBookと過ごしてきた第一印象をレビューにまとめてきた。非常に軽く、薄く、邪魔にならない存在のノート型Macとして、あらたにラインアップに加わった1台。

 Core MプロセッサはOS X Yosemiteで、Pages、Keynote、NumbersといったiWorkアプリ、Photos、iMovie、GarageBandといったiLifeアプリを動作させるには充分のパフォーマンスを備えているが、例えばこれらが同時進行する作業はどうなるだろう。このあたりはONの日が続く週明けから試してみたいところだ。

 自分のライフスタイルの中のどのポジションに入るか?という問いに対しては、現段階では、モバイル環境での仕事全般をこなしても十分ではないか、という結論になりつつある。

 自宅のリビングに持ち込んでも良いと思える、OFFの時間の性能の高さは特筆すべきだ。一方で、より大きな画面を必要とする、マシンパワーが必要な込み入った作業をする際には、おそらくもっと別の選択肢があるかもしれない。例えばこれまでiPhoneだけですべてを済ませてきた人が、iPadなのかMacなのか、と迷う際にMacBookは非常に競争力のある選択肢と言えるのではないだろうか。

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