健康およびフィットネスデータを追跡するウェアラブルデバイスの主要メーカーの1社であるFitbitが、上場を計画している。
カリフォルニア州サンフランシスコを拠点に8年前に創設されたスタートアップのFitbitは米国時間5月7日、ニューヨーク証券取引所に上場して1億ドルの調達を目指すことを米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかにした。
James Park氏とEric Friedman氏が2007年10月に創設したFitbitは、身体に取り付けたり腕に巻きつけたりして歩数のカウント、睡眠活動の計測、運動量の監視を行う多様なデバイスを製造している。また、スマートフォン向けの付随ソフトウェアやウェブアプリケーションも開発しており、統計結果を表示し、洞察やトレーニングに関するアドバイスを与えるほか、ユーザーがその日に食べたものを入力して摂取カロリーなど日々の健康状態に関する評価指数を追跡できるようにしている。
Fitbitは、リストバンド「Charge HR」や1月に出荷が開始されたスマートウォッチ「Surge」など多数の製品を提供しており、価格は安いもので50ドルからとなっている。同社によると、2014年にはおよそ1100万台の製品を販売し(前年比142%増)、7億4540万ドルの売上高を上げたという(前年比175%増)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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